介護外国人採用がなかなか進まない理由とは

2021/05/27


介護施設様において外国人採用の意向をお尋ねする際によく聞こえてくる不安は大体次の通りです。

①日本語能力に不安

②文化の違いになじめず、すぐに辞めてしまうのではないか
③利用者様や日本人スタッフがスムーズに受け入れてくれるか心配
④受入体制をどうすれば良いかわからない

⑤外国人採用は費用が高いのではないか

私も前職において、会社として初めて技能実習生採用に携わった経験からこれらの不安はよくわかります。
やはり、これらの不安が、必要だとは思っていてもなかなか外国人採用に踏み切れない大きな要因であると思います。

しかし、これらの不安は採用する人財によっては、かなりの部分を払拭することができます。
これまで多数の特定技能外国人を介護施設様にご紹介した経験を通じて、実際にご採用いただいた施設様の状況についてご紹介したいと思います。

なお、弊社がご紹介した人財は全員が現在、日本に居住し、日本の学校での就学や技能実習生として3年間の実習を修了した人財となりますので、初めて来日する外国人とは異なります。


①日本語能力に不安

弊社がご紹介する人財は、日本語能力検定N2もしくはN3レベルです。留学生の場合、日本の学校で日本語を2年程度学んでいます。また、技能実習生は約3年間日本で働き、その間、日本語でコミュニケーションをとっています。
勿論、我々日本人と同じレベルではありませんが、受入後に日本語でコミュニケーションがとれず、困っているということをお聞きすることはまずありません。


②文化の違いになじめず、すぐに辞めてしまうのではないか

上記でご説明の通り、弊社がご紹介しているのは、国内に居住し、日本での就学・就労経験のある方のみです。留学生であればアルバイト経験もありますし、技能実習生であれば3年間の勤務経験があります。これらの経験を通じて、日本のルールやマナーを理解しています。文化の違いになじめないという方はまずおらず、これが理由で退職した方はこれまではおりません。

③利用者様や日本人スタッフがスムーズに受け入れてくれるか心配

特定技能外国人の採用を進めている施設では、外国人受入について日本人スタッフは概ね好意的に受け止めてもらっています。それでも不安であれば、実際に面接をしていただければ、安心していただけると思います。また、利用者様からの反応ですが、笑顔で頑張って働いてくれますので概ね良好です。

④受入体制をどうすれば良いかわからない

入社時研修でオリエンテーションを行い、施設概要及びルール説明、業務内容と一日の流れなどについて説明し、その後は、各ユニットに配属し、ユニットリーダー等からOJTを受けながら業務入っていくことが多いです。
日本語N2,N3レベルという日本語能力のため、日本語でのコミュニケーションをとれるレベルにありますし、介護特定技能試験にも合格しているため、介護スキルの知識も持っています。受入体制について、そこまで神経質になる必要はないのではないかと思います。


⑤外国人採用は費用が高いのではないか

前職で技能実習生を採用した際のコストの高さを今でも覚えています。弊社では、できるだけその費用の半分にてご紹介できるよう努力しています。
コスト面では、技能実習よりはるかに安価です
ただ、日本人採用と比較した時に、住居費や毎月の支援費分が高く見えることもあると思います。日本人の採用にかかるコストと離職に伴う補充コストまで考慮に入れた場合、それほどの大きな差はないのではないかと考えます。
勿論、5年間後に全員が帰国し、また新たに採用となると、ずっとコストを負担しなければならないということになりますが、弊社は、5年以内に介護福祉士に合格してもらうことをサポートしてます。
介護福祉士となれば、特定技能ビザとは異なりますので、支援費はかかりません。
施設様と本人が相思相愛になれば、ずっとそこで働いてもらうことができます。
結果的に採用にかけたコストが意味のあるものになるのではないかと思います。

ながながとご説明させていただきましたが、初めて外国人を採用とするときの不安の多くは、日本語が上手で、日本での就学・就労経験があり、日本のルールやマナーを理解している特定技能外国人を採用することで、払拭することができます。
いずれ外国人採用を始めるのなら、初めて来日する日本語の上手でない方を採用して苦労するよりも、今、このような外国人を採用して将来の外国人採用の基盤作りをスタートしていただければと切に願っております。

 

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